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296 lines
9.3 KiB
Plaintext

*jplus.txt* 特定の文字を挿入して行の結合を行います。
==============================================================================
目次 *jplus-contents*
概要 |jplus-introduction|
使い方 |jplus-usage|
インターフェース |jplus-interface|
マッピング |jplus-mapping|
設定 |jplus-setting|
変数 |jplus-variables|
FAQ |jplus-FAQ|
==============================================================================
概要 *jplus-introduction*
*jplus* は行を結合する際に挿入する文字を入力して行の結合を行う。
before: >
aaa
bbb
ccc
<
↓↓↓ <Plug>(jplus-getchar)+ ↓↓↓
after: >
aaa+bbb+ccc
<
また、行継続のワード(\ など)を削除して行結合を行います。
before: >
" filetype=vim
let = aaa
\ + bbb
\ + ccc
<
↓↓↓ <Plug>(jplus) ↓↓↓
after: >
let = aaa + bbb + ccc
<
==============================================================================
使い方 *jplus-usage*
任意のキーにマッピングして使用します。
>
" J の挙動を jplus.vim で行う
nmap J <Plug>(jplus)
vmap J <Plug>(jplus)
" getchar() を使用して挿入文字を入力します
nmap <Leader>J <Plug>(jplus-getchar)
vmap <Leader>J <Plug>(jplus-getchar)
" <Plug>(jplus-getchar) 時に左右に空白文字を入れたい場合
" %d は入力した結合文字に置き換えられる
let g:jplus#config = {
\ "_" : {
\ "delimiter_format" : ' %d '
\ }
\}
" input() を使用したい場合はこちらを使用して下さい
" nmap <Leader>J <Plug>(jplus-input)
" vmap <Leader>J <Plug>(jplus-input)
<
==============================================================================
インターフェース *jplus-interface*
------------------------------------------------------------------------------
マッピング *jplus-mapping*
<Plug>(jplus) *<Plug>(jplus)*
|J| と同様に行の結合を行います。
また、行継続が行われている場合はそのキーワード(行末の \ 文字など)を
自動的に削除して結合します。
この削除機能は下記の 'filetype' が対応しています。
"bash"
"c"
"cpp"
"ruby"
"python"
"vim"
"zsh"
この時に |g:jplus#config| などに設定された |jplus-config| を参照します。
詳しくは |jplus-config-priority| を参照してください。
<Plug>(jplus-getchar) *<Plug>(jplus-getchar)*
|<Plug>(jplus)| と同等の設定ですが、呼び出し時に挿入文字を入力して行の
結合を行います。
挿入文字の入力には |getchar()| が使用されます。
また、この時に |g:jplus#input_config| などの設定を参照します。
詳しくは ||jplus-config-priority|| を参照してください。
<Plug>(jplus-getchar-with-space) *<Plug>(jplus-getchar-with-space)*
|<Plug>(jplus-getchar)| と同様の動作ですが、挿入文字の左右にスペー
スを挿入します。
これは ||g:jplus#input_config|| の設定よりも優先します。
<Plug>(jplus-input) *<Plug>(jplus-input)*
|<Plug>(jplus-getchar)| と同等の動作ですが、|input()|
を使用して入力を行います.
<Plug>(jplus-input-with-space) *<Plug>(jplus-input-with-space)*
|<Plug>(jplus-input)| と同様の動作ですが、挿入文字の左右にスペー
スを挿入します。
これは ||g:jplus#input_config|| の設定よりも優先します。
==============================================================================
設定 *jplus-setting*
------------------------------------------------------------------------------
変数 *jplus-variables*
g:jplus#config *g:jplus#config*
'filetype' をキーとした設定を記述します。
"_" をキーとした場合はデフォルトの設定として使用します。
この設定は |<Plug>(jplus)| などのキーマッピングを使用した場合に参照さ
れます。
各 'filetype' ごとに設定するフォーマットは |jplus-config| を参照して
ください。
NOTE: |<Plug>(jplus-getchar)| などで入力した区切り文字は |g:jplus#config|
で設定した |jplus-config-delimiter| よりも優先されます。
|g:jplus#default_config| *g:jplus#default_config*
|g:jplus#config| と同等の設定です。
この変数はプラグイン内のデフォルト値として使用され、通常はユーザが
書き換えることはありません。
g:jplus#input_config *g:jplus#input_config*
|<Plug>(jplus-getchar)| や |<Plug>(jplus-input)| で参照される
|jplus-config| の設定です。
入力された区切り文字をキーとした辞書を設定します.
入力された区切り文字によって設定を変えたい場合に使用します。
また、キーにはいくつか特別な意味を持つ単語を設定する事ができます。
"__DEFAULT__" : デフォルトの設定として使用
"__EMPTY__" : 区切り文字の入力がなかった場合に使用
Example: >
" デフォルトでは結合文字の左右に " " をつける
" 入力がなかった場合はスペースを挿入しないで結合する
" , で結合する場合は ", " で結合する
let g:jplus#input_config = {
\ "__DEFAULT__" : {
\ "delimiter_format" : " %d "
\ },
\ "__EMPTY__" : {
\ "delimiter_format" : "%d"
\ },
\ "," : {
\ "delimiter_format" : "%d "
\ }
\ }
<
==============================================================================
jplus-config *jplus-config*
行結合時に使用される設定のフォーマットです。
設定名をキーとして辞書形式で設定を行います。
|g:jplus#config| などに設定して使用します。
Example: >
" filetype=vim でコメント行は結合しない(削除される)
let g:jplus#config = {
\ "vim" : {
\ "ignore_pattern" : '^\s*"'
\ }
\}
<
- "delimiter" *jplus-config-delimiter*
結合時に使用する区切り文字です。
Default: " "
- "delimiter_format" *jplus-config-delimiter_format*
区切り文字のフォーマットです。
文字列内の "%d" が "delimiter" 文字に置き換えられます。
Default: "%d"
- "ignore_pattern" *jplus-config-ignore_pattern*
結合を行わない行のパターンです。
このパターンにマッチした行は結合される削除されます。
また、空の文字列が設定されている場合はすべての行にマッチします。
Default: ""
- "left_matchstr_pattern" *jplus-config-left_matchstr_pattern*
行結合する際に左辺に適用される |matchstr()| の {pat} の値です。
任意の文字列のみを結合する場合に使用します。
また、複数行を結合する場合は、1行結合する毎に |matchstr()| が
適用されます。
Default: '.*'
- "right_matchstr_pattern" *jplus-config-right_matchstr_pattern*
|jplus-config-left_matchstr_pattern| と同等の機能ですが、行結合時の
右辺に適用されるパターンになります。
デフォルトでは "行頭のスペースを削除する" パターンが設定されていま
す。
Default: '\s*\zs.*'
------------------------------------------------------------------------------
設定の優先順位 *jplus-config-priority*
|<Plug>(jplus)| 時に使用される |jplus-config| の優先順位は以下になります。
1. |g:jplus#default_config| の '_'
2. |g:jplus#config| の '_'
3. |g:jplus#default_config| の現在の 'filetype'
4. |g:jplus#config| の現在の 'filetype'
1. の優先順位が一番低く、4. に優先順位の高い設定を行います。
|<Plug>(jplus-getchar)| と |<Plug>(jplus-input)| 時に使用される |jplus-config|
の優先順位は以下になります。
1. |g:jplus#default_config| の '_'
2. |g:jplus#config| の '_'
3. |g:jplus#input_config| の '__DEFAULT__'
4. |g:jplus#default_config| の現在の 'filetype'
5. |g:jplus#config| の現在の 'filetype'
6. { "delimiter" : {入力された区切り文字} }
7. |g:jplus#input_config| の入力された区切り文字
1. の優先順位が一番低くなります。
入力された区切り文字を設定で変更した場合は
g:jplus#input_config[{入力された文字列}].delimiter
に対して設定します。
==============================================================================
FAQ *jplus-FAQ*
Q. 行結合時に先頭のスペースを削除したくない
A. |g:jplus#config| に |jplus-config-right_matchstr_pattern| を設定します。
>
" right_matchstr_pattern にすべての文字列を適用するようなパターンを設定する
" "_" はすべての filetype で使用される設定
let g:jplus#config = {
\ "_" : {
\ "matchstr_pattern" : '\s*\\\s*\zs.*\|\s*\zs.*'
\ }
\}
<
Q. コメントアウトされている行を結合しない
A. |g:jplus#config| に |jplus-config-ignore_pattern| を設定します。
>
" filetype=vim 時の設定
let g:jplus#config = {
\ "vim" : {
\ "ignore_pattern" : '^\s*"'
\ }
\}
Q. |<Plug>(jplus-getchar)| 等で "," を入力した場合に ", " で結合したい。
A. |g:jplus#input_config| に "," 時の設定を追加します。
>
let g:jplus#input_config = {
\ "," : {
\ "delimiter_format" : " %d "
\ }
\}
<
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